エジプト外務省の高官は6日、メディアに、「エジプト政府は、様々なルートを通じてイラク関係部門と連絡し、拉致されたイハブ・アルシェリフ首席外交官が一日も早く釈放されるよう努力している」と明らかにしました。

　この高官は、「エジプト外務省は、危機処理グループをつくり、この事件の進展に注目し、またイラクのエジプト駐在機構と密接な連絡を保っている」と述べました。

　「アルカイダ」のイラク支部の指導者ザルカウィ氏が指導する「イラク聖戦アルカイダ」は5日、この拉致事件に犯行声明を出しました。このテロ組織はまた、6日に声明を発表し、2日拉致したアルシェリフ外交官を殺害すると威嚇しています。