中国の王光亜国連大使は12日、ニューヨークの国連本部で「国連のアナン事務総長がこのほど改めて安保理改革に期限を設定するやり方は、適切ではなく、安保理の拡大問題の解決にも役立たないものだ」と表明しました。
王光亜国連大使は「国連改革は重大で、複雑な問題である。このような重大な問題の解決は、期限を設定すべきではない。期限の設定によって安保理の改革を推進するアナン事務総長の願いは良いものであるが、現在、安保理改革を巡る国連加盟国の最大の意見の相違は改革の方式であり、改革の時間ではない。各方面が自らの意見を発表し、考えを交換することは大事なものである。」と述べました。
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