中国の王光亜国連大使は10日、イランの核開発問題について「安保理はこの問題を解決する適切な場所ではない。各国は国際原子力機関(IAEA)の枠組みによる問題解決を堅持すべきだ」と指摘した。アナン事務総長と安保理構成国との月例昼食会を前に記者に話した。
王大使は「欧州連合(EU)もイランも、協議による問題解決という道をまだ放棄していない。双方が外交努力によって平和的解決策を探し出せると信じる」と述べた。
アナン事務総長も同日、協議によって膠着局面を打破し、問題の解決策を模索するよう関係各国に呼びかけた。また、対立を激化させるいかなる行動も取らないよう各国に求めた。(編集NA)
「人民網日本語版」
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