中国国務院台湾事務弁公室の鄭立中副主任は9日、遼寧省沈陽市で「今年6月末までのところ、台湾の大陸に対する貿易黒字は累計3000億ドルを超えており、大陸は台湾のもっとも大きな輸出市場と黒字貿易の相手となっている」と明らかにしました。
これは、鄭立中副主任が当日開幕した「第四回遼寧台湾週間」で述べたもので、さらに「両岸の経済協力は大きく発展している。これは両岸経済には非常に強い補完性があることを示すものである。今年6月末現在、大陸で認可された台湾系のプロジェクトは6万6000件で、大陸での台湾資金実際利用額は400億ドル余りを超えた」と明らかにしました。
9日沈陽市で開幕した「遼寧省台湾週間」は同日、14の投資協力プロジェクトについて契約を結んでおり、台湾から導入された資金は契約ベースで1億ドルを超えています。双方の協力は、電子、機械、軽工業、製造、農業など多数の分野に及び、そのうち、農業プロジェクトが全体の3分の1を占めているということです。
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