中国商務省は6日、節約型社会を構築するため、ホテル業の省エネレベルを引き上げ、2010年までに10000社の「グリーンホテル」の設置を目指していると発表しました。
省エネの環境保全型を主な内容とした「グリーンホテル」の設置は世界のホテル業界が目指しているもので、欧米など先進諸国と地区の関係部門はこれまで相次いで関連基準を発表しています。
現在、中国にはホテル企業が約30万社近くあり、その内、エネルギー使用コストは収入全般の10割を占め、電力、水道、ガス及び使い捨て消耗品などで比較的大きな省エネと節約の余地があります。
「グリーンホテル」の設置を速めるため、中国ホテル協会はこのほど、国家レベル「グリーンホテル」の設置に向け、系統的な省エネ技術指導要綱とアクションガイドを初めて提示し、一連の「グリーンホテル」についての経験交流会も開催することにしています。
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