2003年8月4日黒龍江省チチハル市で起きた旧日本軍遺棄毒ガスの流出事件の中国の被害者たちは5日、日本外務省に赴き要望書を提出しました。要望書の中で、日本政府が被害者に誠意を持って謝罪し、生活と医療保障を提供するとともに、このような事件が二度と起こさないよう措置を講じることを要求しました。
日本の逢沢一郎外務次官は8・4事件の被害者及び賠償請求弁護団の中日両国の弁護士たちと会いました。逢沢外務次官は、被害者に謝罪するとともに、要望書をただちに町村信孝外相と内閣総理府に渡すと示しました。