モーリタニアでクーデターの指導者により結成された「正義と民主主義のための軍事評議会」は4日議会の解散を発表しました。
この評議会のバール議長は「軍事評議会が順調に政権を勝ち取るまで、引き続き仕事に努力するよう」政府の公務員に求めました。
一方、AU・アフリカ連盟は声明を発表し、クーデターを非難するとともに、モーリタニアの憲法秩序が回復するまで、そのアフリカ連盟加盟国としての資格を停止すると決定しました。
アメリカ国務省のカシースポークスマン代理は4日の記者会見で、「アメリカ政府はモーリタニアで発生したクーデターを非難するとともに、クーデターで覆されたタヤ政権が回復するよう呼びかける」との姿勢を示しました。
カシースポークスマン代理は更に、「アメリカはアフリカ連盟や国連、ほかの地域と国際機構とともに努力し、できるだけ早くモーリタニアの立憲政治を回復する」と述べました。
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