『マカオ日報』が4日発表した社説で、「今年は世界反ファシズム戦争勝利60周年に当たるが、最近の日本政界の右傾化に憂慮している」としています。
社説は、「かつて侵略戦争を起こし、植民地統治でアジア各国人民に深い災難をもたらした日本は、その犯罪行為に対し、真摯に反省すべきはずだが、日本政界のここ十年の右傾化傾向がかなり深刻化し、過去の歴史的罪に対し、深く反省しそれを改める気持ちはないばかりか、八方の手を尽して平和憲法を改正し、軍事力の増強によって覇権を争う道を歩もうとしている。歴史に対するこのような態度はたいへん危険なものである」と指摘しています。
この社説はまた、アジア諸国、国際社会及び日本の民衆は共に、日本の軍国主義の復活を阻止し、東アジアないし世界の安定、平和を保障しなければならないと強調しています。
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