朝鮮半島の核問題を 6巡る第4回6カ国協議は2日北京で2回に亘って、団長会議を開き、共同文書草案の内容について真剣に協議を行いました。このほか、当日、各方面の団長の間では、2国間協議や接触が行われました。
当日午前の団長会議で各方面は中国側が1日夜に提示した3次案の内容について協議しました。「核放棄」及びその相応の補償措置などの問題は討議の焦点となりました。当日の午後、6カ国はまたも団長会議を開きました。この団長会議で、中国側が3次案を踏まえて修正した4次案を提示し、各方面は主にこの4次案の内容を巡って集中的に立場を協調しました。
朝鮮代表団のキム・ゲグァン団長は、午後の団長会議終了後、「各方面が一部の問題で依然として相違があるが、朝鮮代表団は最大の努力を払って、今回の協議を推し進めていく」と表明しました。
北京で初の中米戦略対話に出席しているアメリカのゼーリック国務次官は当日の夜、「6カ国協議の各方面の立場は比較的に一致しており、現在の主な問題は共同文書の起草を協議することである」と示しました。
また、韓国のソン・ミンスン団長によりますと、中国は当日の団長会議の基礎の上に、新たな共同文書の修正案を纏めて、3日の団長会議の討論に提出することになっています。
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