イラン外務省のアセフィスポークスマンは29日、テヘランでイランの新しく大統領に選出されたアフマディネジャド氏が1979年に起きたアメリカ人拘束事件に関与したというアメリカ政府の見解に反駁しました。
アメリカのホワイトハウスのマクレランスポークスマンは28日の記者会見で「アフマディネジャド氏は1979年、アメリカのイラン駐在大使館を占領し、アメリカ人を拘束したイラン学生組織の指導者であった。アメリカの関係部門は引き続きこの事件を調査する」と述べました。
これに対して、アセフィスポークスマンは「アフマディネジャド氏がこの事件に関与していないとイランは再三声明を出している。それと同時に、アメリカ側でも証明してくれる人もいる。アメリカ政府がその見解を固持する理由は、イランが行っている独立した自主的な政策に不満があるからだ」と述べました。
|