民用航空総局はこのほど、「国際航空運送についてのある規則の統一についての条約(モントリオール条約)」が31日から中国で発効することを明らかにした。中国の航空会社が運航する国際線の事故による死傷者に対して、今後、最高で13万5千ドルの賠償金が支払われることになる。
中国では条約の実施後、国内線・国際線の賠償額の差がはさらに広がる。中国の関連規定によれば、中国の航空会社が事故による死者に支払う賠償金は最高で7万元。しかし近年の航空事故では、さまざまな要素を考慮した結果、最高で20万元程度の賠償金が支払われたケースもある。こうした国際線・国内線の賠償額の差について、関係筋からは国内線の最高賠償額を引き上げるべきとの指摘も出ている。(編集UM)
「人民網日本語版」
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