エジプトの紅海沿岸都市シャルムエルシェイクでは23日未明、連続爆弾テロ事件が発生し、少なくとも49人が死亡し、150人が負傷しています。

    エジプト警察当局はこれについて「当日未明、シャルムエルシェイクでは短時間内に少なくとも7件の爆発事件が発生した。それも高級ホテルと観光施設が集中するナアマベイの二つのホテルで3件発生し、そのホテル付近にある伝統芸術品市場でも4件が発生した。多数の死傷者はヨーロッパと湾岸諸国からの外国人観光客である。2負傷者のうち、少なくとも100人が重傷であり、これからも死傷者の人数が増えていくと見られている」と述べました。

    今回の連続爆破テロは、1997年11月のルクソールでの爆発事件以来、エジプトで発生した最大規模の外国人観光客を標的にした襲撃事件です。