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浅層地熱による冷暖房・温水供給 北京で一部導入
   2005-07-20 16:29:33    cri
 京・中関村で19日、浅い地層から得られる浅層地熱の開発利用をテーマとする代替エネルギー産業界の会議が開かれた。浅層地熱とは、地下数百メートル以内の土壌や砂、石、地下水などに蓄えられた低温の地熱のこと。エネルギーの主な由来は太陽輻射で、太陽エネルギーのもう一つの蓄積の形と言える。専門家の推算によると、中国で地下約100メートルまでの土壌から1年間に集められる浅層低温地熱は、現有発電所の発電容量4億キロワットの3750倍に達する。地下水から得られるエネルギーは年間2億キロワット。深層地熱に比べ、浅層地熱の分布は幅広く、蓄積量も巨大で、再生も早い。エネルギーを得るにも便利で、開発利用の価値は高い。

 専門家の説明によると、浅層地熱は、従来の冷暖房方式に替わる代替エネルギー候補の筆頭だ。中国はすでに、浅層地熱利用の技術を掌握しており、同技術をコアとする冷暖房・生活用温水供給設備を開発した。北京市は2000年から、地熱を応用した冷暖房・温水供給設備を一部建築物に導入。同装置の使用による地域への汚染がゼロで、冷暖房用のエネルギーが50~75%節約できることが実証されている。(編集SN)

「人民網日本語版」

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