国家体育総局の劉鵬局長は13日、スポーツ科学と興奮剤対策に関する全国会議で、2008年北京五輪での中国選手による興奮剤使用ゼロを目指す意気込みを強調した。
劉局長は、興奮剤の使用が選手の心身の健康に深刻にダメージを与え、社会習慣や社会道徳にも大きな悪影響をもたらすと指摘。また、興奮剤の使用は科学的なトレーニングにとっても大きな障害となっており、選手の成長にも大きなマイナス影響がある。スポーツでの興奮剤使用は、公平な競技の原則にも違反し、スポーツの存在・発展を支える基本道徳を直接損ない、スポーツ発展の根本的な目的に反している。劉局長は、「スポーツ事業発展の長期的視点と全局に立ち、われわれは『より高く、より速く、より強く』を追求するだけでなく、『よりクリーンに、より人間らしく、より団結を』ということを追求しなければならない」と話した。(編集SN)
「人民網日本語版」
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