中国社会科学院の瀋驥如研究員はこのほど記者のインタビューに答え、中国とASEAN・東南アジア諸国連合との関税引き下げ計画の実施は双方の経済発展と共同の繁栄を促すに違いないと述べました。
7月の20日から中国とブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポールとタイのASEAN加盟六ヶ国は相手国が原産地である700種の製品に関税を徐々に引き下げていきますが、これについて瀋驥如研究員は、「中国とASEANとの経済的な相互補完性は強く、互いに関税を大幅に引き下げることは、ASEANの石油、天然ガスなど資源性製品と集積回路など製品の中国向け輸出を一層増やし、また中国の家電製品、繊維製品などの順調なASEAN市場進出を促せる、この減税計画が実施されると、双方の貿易の伸びはより大幅なものになる」としています。
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