上海国際問題研究所の研究員馬エイ女史はこのほど、上海で、「中国とASEAN・東南アジア諸国連合が互いに関税を引き下げることに伴って、中国?ASEAN自由貿易区が最終的に実現される方向で一歩を踏み出すことになる」と述べました。
馬エイ女史は、記者の取材を受けた際、「今月20日から、中国とASEANは正式に、相手側から輸入する約7000品目の商品に互いに優遇関税を与え、しかも、自由貿易区の税率で双方の貨物の通関を実現することになる」と述べました。
伝えられるところによりますと、ASEANは現在、日本、アメリカ、EU・欧州連合に次いで、中国の4番目の貿易パートナーとなっているとのことです。
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