|

民営の航空会社・春秋航空の上海ー煙台線がこのほど就航した。18日午前9時15分、同線最初のフライトが、乗客180人を乗せて上海虹橋空港を飛び立ち、煙台へ向かった。使用機材は同社のマーク「3S」をつけた「A320-214」型。
民用航空華東地区管理局は17日、春秋航空に「航空託送人運航合格証」を交付。同社が経営、安全対策などで中国民用航空局の要求水準を満たしたことを示している。
上海ー煙台間の航空券は通常500ー600元。春秋航空は199元の超格安チケットを売りだした。これは同路線の最低価格で、初フライトは13枚限定。春秋航空は低コスト運営が特色で、機内食サービスは行わず、ミネラルウオーターを1本提供するのみ。チケット販売では、代理店を通さず、オンラインによる直接予約販売の形をとる。
春秋航空は通常の管理システムでも、あらゆる手段を講じてコスト削減に努めている。たとえば、幹部職の座席もすべて他の一般職員と同じ部屋に置かれている。役員クラスにも専用の個室はなく、会長と最高経営責任者(CEO)が12平方メートルの部屋を共用。また、オフィスでは裏紙の使用を徹底している。(編集KS)
「人民網日本語版」
|