欧州の民間航空機大手・エアバス社(本部フランス・トゥールーズ)は18日、新任のフンベルト社長兼最高経営責任者(CEO)が今月21日から23日にかけて中国を訪問し、エアバス(北京)工業技術センターの開所式に出席すると発表した。
エアバス社によると、フンベルト社長が就任から1カ月足らずでの初の外国訪問先に中国を選んだことは、エアバスの世界戦略における中国の重要な地位を示している。
エアバス(北京)工程技術センターは北京天竺空港工業区にある。エアバス社は昨年11月に広東省珠海市で行われた国際航空ショーで、同センターの設立を発表した。同センターの設立により、中国の航空機メーカーが、エアバス社の中型航空機「A350」開発プロジェクトのうち5%の業務を担当する。
エアバス社は中国を米国に次ぐ世界第2の航空市場になると見込み、今後20年間の中国市場での販売目標を約1800台としている。中国の航空会社が使用する現役エアバス機は、1995年の29台から現在は300台に増えている。(編集KS)
「人民網日本語版」
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