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中国内蒙古自治区人民代表大会常務委員会のパインテリグル副主任は13日新疆ウィルグ自治区の中心地ウルムチで開かれた会議で、「中国の蒙古語による言語活動はこれまで30年間にわたる協力的実践を経て大きな成果を収め、蒙古語による授業を主とする民族教育、民族的な文化芸術、報道と出版、古代書籍の整理など全面的な協力システムを形成した」と述べました。
伝えられるところによりますと、中国には、600万近くの蒙古族がいて、主に東北、華北、西北の八つの省や自治区に集まり住んでいますが、その8割以上が、蒙古語を話し、蒙古語の文字を使っています。これら蒙古族の人々の蒙古語による授業に便宜を提供するため、中国では1974年に八つの省と自治区に蒙古語による授業協力チームを設立し、学生の交換育成、教材の提供、教師の訓練などを主な内容とする協力を行ってきました。
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