チチハルでの日本侵略軍の遺棄化学兵器による毒ガス流出事件の被害者弁護団が13日東京で、日本政府に謝罪と損害賠償を求め、また医療ケアを要求する要請書を8月に提出する考えを明らかにしました、
共同通信によりますと、40人の被害者を代表する弁護団は、当日の記者会見で、事件発生2周年の8月4日にこの要請書を日本政府に提出するが、もし日本政府がこれに十分な対応を示さない場合は、日本政府を相手どる訴訟となるだろうとしています。
2003年の8月4日、中国黒竜江省のチチハル市では日本侵略軍の遺棄化学兵器から毒ガスが流出し、一人が死亡し、43人が負傷しましたが、その後、日本政府は、中国側に"賠償"という名義ではなく、"遺棄化学兵器処理事業費"として3億円を支払っていたものです。
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