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6月上・中旬で頻繁に降った雷をともなう雨が北京の空をきれいにしてくれた。6月の一カ月間の二級(大気環境基準)と二級以上に達した日数は昨年同期より13日多い117日となった。
北京市環境局宣伝教育弁公室によると、北京の「青空」の日数はここ5年間平均より4日間増え、歴史上同期の最高レベルに達した。6月30日現在、二級と二級以上に達した日数は観測日数の64.6%を占めるに至った。6月の上・中旬には北京の上空は冷い空気が頻繁に入ってきたため、大気中の汚染物質を吹き飛ばす点で役立った。6月上・中旬には合わせて14日間も雷をともなう雨が降り、垂直拡散の条件に恵まれ、大気の質も良好な状態を保つことになった。6月後半の天気の全般的な特徴は晴天が多くて暑い。たいへんな高気温で、風も小さく、拡散条件が悪い天気が続いたので、大気中の汚染物は7日間基準をオーバーすることになった。
7月に入って以来、北京市気象台はたてつづけにオレンジ色の高温警報を発布している。環境専門家は、こうしたマイナスの気象条件は7月の大気質にプレッシャーをもたらすことになろうと語っている。
北京市の各観測ステーションのデータによると、遠く離れた郊外区で大気質が最もよいところは昌平区と延慶県で、二級と二級以上の日数は74%以上となっている。市街区で最もよいところは豊台区の雲岡で、二級と二級以上の日数は70.4%となっている。大気質の最も良くないところは石景山区の古城と豊台区の豊台鎮であった。
「チャイナネット」
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