G8サミット・主要国首脳会議が8日スコットランドのグレンイーグルズで閉幕しました。
今回の首脳会議で各国の指導者は、今後対外発展援助を2010年まで、毎年500億ドルまで増やし、そのうちの半分をアフリカ最貧国への支援に充てることで合意しました。
アフリカ諸国が関心を持っている貿易公平の問題で、主要国首脳は農業への国内補助金を削減することを改めて強調し、また初めて各種の農業輸出補助金を廃止すると約束しましたが、明確な実施日程は出していません。
この会議では、温室ガスの排出を減少させる行動プログラムが採択され、技術の改善によって、温室ガスの排出を抑制することが求められていますが、詳しい目標やタイムテーブルは制定されていません。(07/09)
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