ロシアを訪問中の中国の胡錦涛国家主席は、3日ノボシビルクス市でのシベリア連邦区の責任者との会談で、中露両国の地方協力などについて提案を行いました。
席上、胡錦涛主席は、「中国政府は、両国の地方間の多分野にわたる協力の展開を積極的に推進し、双方の人的往来を奨励している。その目的は、それぞれの強みを発揮して互恵をはかり、相互理解と友情を深め、共同の発展と繁栄を勝ち取ることにある。また双方は交流と疎通を強め、協力分野を拡大し、市場を開放し拡大していくべきだ」と述べました。
胡錦涛主席はさらに、「中国は"不法移民"に一貫して反対しており、また、これまで領土の拡張を要求してはいない。中国側は、中露双方が地方協力を強め、両国人民に幸せをもたらし、両国の戦略的パートナーシップの絶えまない発展を促すよう期待している」と強調しました。
|