1日北京で閉幕した中国全国人民代表大会常務委員会で2004年の中央政府決算が承認されました。
中国の国家権力機関である全人代常務委員会は、中央政府の年度財政予算の執行情況に対する審査を行うことで、その監督権力を行使しています。今回の会議で、全人代常務委員会の委員は2004年の中央決算報告に対して審議を行いました。
報告によりますと、去年、全国の財政収入と支出はいずれも2兆6000万元を超え、その支出は収入より多くなっています。また、去年中国は40項目余りの審査事項に対して廃止や調整を行い、財政への監督検査作業を強化し、制度とメカニズムの面から各種の違法問題の発生を防止したということです。
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