中国石油化工集団公司(中国石化)と石油メジャー大手の英ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)社の合弁企業「上海賽科石油化工公司」によるエチレン生産事業が29日、スタートした。目標は年産90万トン。現在のところ、エチレン生産事業としては国内最大規模となる。国務院の黄菊副総理が事業スタートに当たって祝辞を寄せた。
合弁生産基地は2002年3月28日に着工。完成後はエチレン、ポリエチレン、スチレン、ポリスチレンなどの高規格の石油化学製品を、年間228万トン生産できるようになる。
製品は国内向けが中心で、これまで輸入に頼ってい製品に代わる国産品を提供する。同時に、一部製品は国際市場にも輸出する予定。(編集KS)
「人民網日本語版」
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