「花岡事件」の生存者李鉄錘さんが29日午前、日本の首相官邸に赴き、日本政府と小泉首相に要請書を提出し、かつての「花岡事件」の生存者と犠牲者の家族に公開謝罪し、経済的賠償を支払うよう日本政府に要求しました。

    李鉄錘さんが「花岡受難者聯誼会」を代表して提出した要請書は、第一に、日本政府が「花岡事件」及び中国の戦争捕虜と労働者を強制連行し、強制労働させた歴史の真実を徹底的に調査し、すべての事実と真相を公開すること、第二に、日本政府は日本が軍国主義だあった時期に中国の戦争捕虜と労働者を強制連行し、強制労働させた罪悪行為と認め、政治、法律と人道的な責任を担い、「花岡受難者聯誼会」の生存者と犠牲者の家族に対し公開謝罪し、また適当な経済的賠償を支払うこと、第三は、日本政府が歴史を尊重し、侵略戦争を真剣に反省することを要求しています。

    日本衆議院の土井たか子前議長も李鉄錘さん一行の首相官邸での要請書提出に同行しています。