2日間に亘って開かれたヨーロッパ社会党会議は、25日、ウィーンで閉幕しました。今回の会議の主な議題は「EU・欧州連合危機」と社会党改革で、参会者は、「EU危機」の解決、EUの経済成長、就業などの問題について今年の秋に具体案を提出することで合意しました。
欧州社会党の指導者は、当日の記者会見で、「ヨーロッパの公共サービス分野の法律枠組みの改善やEUの新規加盟国住民の生活レベルアップも法案の重要な構成部分である」との考えを示した上で、「ヨーロッパ社民党は『就業と社会治安』という価値観を踏まえて、『住民生活を中心とする』ことを原則とし、EUの経済成長と就業を積極的に推し進めていく」と強調しました。
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