アメリカ下院は20日、国防総省の2006財政年度計画の実施に450億ドルもの戦争緊急支出を提供することを批准しましたが、この資金はイラクとアフガニスタンにおけるアメリカの軍事行動に充てられます。

　アメリカ下院は当日、総額4090億ドルの国防総省2006財政年度への支出案を批准しており、この戦争緊急支出はこの支出案に含まれているものです。

　「9・11」事件の発生以来、アメリカはテロ取締り、イラク戦争とアフガニスタン戦争にこれまで総額は3000億ドル以上を費やしており、これらはいずれも議会が緊急支出案を可決して、特別に提供したものです。