フランスのシラク大統領は、20日パリで、世界的な小額融資の範囲を拡大し、貧困国の多くの住民に利益を与え、彼等に企業を創立させるべきだとの考えを示しました。
これは、シラク大統領が当日開催された小額融資に関する国際会議で述べたもので、シラク大統領は、「経済活動を自主的におこなおうと考えている貧困国の人々が、伝統的銀行から融資を得られるのは難しい。これら人々が小額融資を得られるのなら、自主的に起業することができる」と強調しました。
さらに、シラク大統領は、この件に相応する法律や税務の枠組みを設けることを提案し、世界的な小額融資を増やしていくため、フランスは2000万ユーロを出資することを明らかにしました。
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