香港特別行政区行政長官の候補者として選ばれた曾蔭権(ドナルド・ツァン)氏が当選後初めての、公衆との対話集会を開き、「行政長官としての二年間の任期に政府の管理能力を強め、調和のある社会を築き、全方位的な経済発展を促していきたい」と述べました。
この対話集会で曾蔭権氏は、市民が関心を寄せる政治制度の発展、生活の改善、教育、医療などの問題についての質問に答え、「今年10月に発表する予定の施政報告作成に向けて、ここ数ヶ月の間にさまざまな人々と接触して、意見を聴取し、未来の二年間の活動重点を計画する」と表明しました。
行政会議の再編成の問題について、曾蔭権氏は「行政会議では社会各界の優れた人々の意見を聞けるよう望んでおり、行政会議に入ってくる人々が香港のために尽くし、国家を愛し、そして香港を愛する人であることを希望する」と述べました。
|