イラクのクルド地方議会は4日、北部の都市アルビールで、第1回会議を開きました。イラク移行政府のタラバニ大統領は会議で挨拶し、クルド人が戦乱中のイラクで「民主の手本」を示めすよう、呼びかけました。
タラバニ大統領は、「現在のイラクは、重要な時期にあり、イラク社会の全ての人が平等であることを保障できる永久的な憲法を制定することは、イラク各民族と宗教団体の『神聖な任務』である」と述べました。計画によりますと、イラクは今年10月に、新しい憲法草案について国民投票を行います。
クルド人は主に、イラク北部に住み、現在、非常に高い自治権を持っており、フセイン政権に反対する主な力の一つとなりました。
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