日本の政府要人がこのほど、小泉首相の靖国神社の参拝を非難し、その参拝の中止を要求しました。しかし、小泉首相は2日、靖国神社の参拝を続けると表明しました。
日本の河野洋平衆議院議長と8人の元首相は最近、「小泉首相の靖国神社参拝は日本と隣国との関係悪化を招く重要な原因の一つである」と指摘しました。
日本自民党の古賀誠元幹事長は2日、「小泉首相は中国などアジア隣国の感情を考慮すべきである」と示しました。また、2日、日本衆議院予算委員会会議で、日本共産党の小池晃議員は、「小泉首相がもし日本の国家利益を考慮し、アジア隣国との関係を改善したいならば、靖国神社の参拝をやめるべきだ」と指摘しました。社民党の阿部知子議員は、「小泉首相は日本とアジア諸国との関係をめちゃくちゃにした」と批判しました。
これに対し、小泉首相は、「首相の職務として参拝しているのではない。他国が干渉するべきではないと思っている」としています。
|