五輪期間中、各国のアーティストたちも北京に集っています。中国国立図書館の音楽ホールで17夜、日本のジャズ・バンド、新井泰男&ヘブンス・フォーが北京五輪記念公演を行いました。
このバンドは、中日国交正常化30周年の2002年に外務省の招きで一度北京公演を行っています。今回は「On a Slow Boat to China」、「Take Five」、「Sentimental Journey」など中国人の耳にも馴染みのある曲目が披露され、観客で埋め尽くされた国立図書館の1000人ホールは曲が演奏される毎に拍手と喝采の音が響き渡りました。
公演を聴いたジャズ・ファンの李さんは、「新井さんの喉が枯れるまで一生懸命歌っている様子に感動しました。このバンドも含め、海外から多くの人が訪れているので、五輪を通じて世界の人々がより団結している気がします」と語りました。(文:黄恂恂)
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