英語題:In love we trust
【キャスト】
劉威ウェイ(リウ・ウェイウェイ)
ドラマを中心に活躍する女優。
身長:165cm
体重:46kg
血液型:A
出身地:黒龍江省ハルピン
出身校:北京電影学院
【主な出演映画】
2006『東京審判(東京裁判)』
2007『女人花』
2008『左右』
【スタッフ】
監督:王小帥(ワン・シャオシュアイ)
1966年1月1日、上海生まれ。
出身校:北京電影学院
王小帥(ワン・シャオシュアイ)監督は、「中国第6世代を代表する監督のひとり」と言われています。もともとはインディペンデント映画出身の監督で、中国社会の細部に目を向けた作品が得意、海外からも高い評価を受けています。
【主な監督作品】
1993年『冬春的日子(ザ・デイズ)』
1997年『極度寒冷(フローゼン)』
1998年『扁担姑娘(ルアンの歌)』
2000年『十七歳的単車(北京の自転車)』
2003年『二弟(ドリフターズ)』
2006年『青紅(シャンハイ・ドリームズ)』
2008年『左右(イン・ラブ・ウィー・トラスト)』
【ストーリー】
映画の舞台は、北京。主人公は「枚竹」という女性です。彼女はある男性と離婚して、5歳の娘を連れて再婚します。新しい夫と子供と3人で、穏やかな生活が始まります。しかし、ある日、娘が白血病で倒れます。娘の命を救うため、「枚竹」は全力を尽くしますが、幹細胞移植手術をするための血液提供者がなかなか見つかりません。そんなとき、担当医者から「この子に実の兄弟がいれば、助けてあげられるかもしれない」と言われます。「枚竹」は最後の望みをかけて、元夫のもとへ相談に行きます。その相談とは、「娘に兄弟を産んであげたい」ということ、つまり「もうひとり子供を作りたい」ということでした。すでに再婚している元夫は、このとんでもない相談に驚きます。しかし、「娘を救うための唯一の方法はそれしかない」と「枚竹」に迫られます。2人はどんな結論を出すのでしょうか。人と人の絆をテーマにした作品です。
【レビュー】
王小帥(ワン・シャオシュアイ)監督の新作。今年2月、「世界3大映画祭」の一つ「ベルリン国際映画祭」で、脚本賞に当たる銀熊賞を受賞して話題となりました。先月からは中国で全国ロードショーが始まっています。
(編集:コオリ・ミン)
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