台湾の映画賞『金馬賞』の授賞式が、12月8日に台北アリーナで行われることが明らかになりました。『金馬賞』の焦雄屏主席は、今回、「審査団制度の改革」と「国際性」という2つの目標を提起し、審査団をこれまでの10人から30人近くに増やすことを発表しました。
また、同賞の「終身成就賞(映画貢献大賞)」は、楊徳昌(エドワード・ヤン)監督に決まったということです。台湾映画監督協会と台北市映画ビジネス業界公会に推薦され、全審査員の3分の2の承認を得て、受賞となりました。
なお、王家衛(ワン・カーウァイ)監督の『藍梅之夜(マイ・ブルーベリー・ナイツ)』と侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の『紅気球(レッド・バルーン)』という2本の外国語作品の参加については、意見の食い違いがあるため、最終決定がなされていません。これについて、焦雄屏主席は、「参加条件が『中国語』『中国人監督』であることから、この2作品の参加は難しいだろう」と語っています。
では、今週の「エンタメ・キューブ」のラインナップです。
【チャイナ・シアター】:今週は舞台劇の話題です。好評上演中の舞台劇「暗恋桃花源(片思いと桃源郷)」についてご紹介します。
【ミュージック・ランド】:今日のミュージックランドは、80年代のポップス音楽シーンで活躍した香港歌手、黄家駒(ウオン・カークイ)・陳百強(ダニー・チャン)・羅文(ローマン・タム)・張国栄(レスリー・チャン)・梅艶芳(アニタ・ムイ)の5人を特集します。
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