時間がたつのは速いもので、10月も下旬となりました。北京の秋を感じさせる最も代表的なものは紅葉です。紅葉の時期は、大体10月の末頃から11月の初め頃までですが、もちろん、気温が低くなるのが例年より早い場合、紅葉する時期が早まることもあります。
ところで、紅葉といえば、ほとんどの人は楓を思い浮かべますが、じつは、北京の紅葉には、楓のほかにもいろいろ種類があるそうです。葉っぱの丸い丸葉萩や柿、クヌギ、ツタ、キハダ、曙杉などが挙げられます。紅葉狩りの名所・香山では、本数が最も多いのが丸葉萩だということです。
ここ数年、北京の郊外では、生態改良プロジェクトが実施されるにつれ、紅葉林がおよそ2万アール拡大し、紅葉狩りに出かけられる場所も多くなりました。そのうち、龍慶峡や八台処、慕田峪、紅螺寺、霧霊山などはとても有名で、香山の紅葉に匹敵するようになりました。この時期に北京にいらっしゃったら、香山はもちろん、ほかの紅葉の名所にもお出かけください。
では、今週のエンタメキューブのラインナップです。
〈チャイナシアター〉=久々に、台湾映画に注目します。「等待飛魚(飛び魚を待ちながら)」、そして、「人魚??(靴に恋する人魚)」、2005年公開の文芸作品2本をご紹介します。
〈ミュージックランド:「快楽学歌唱中文歌」〉=毎月第3週は、雑誌「人民中国」とのコラボレーション企画、「快楽学唱中文歌」。中国大陸のヒット曲を皆さんと一緒に練習するコーナーです。今月、みなさんといっしょに練習するのは陳坤(チェン・コン)の「輪回的天使(生まれ変わる天使)」です。
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