
オーディション番組「超級女声(スーパー女性ボーカリスト)」が、昨年、中国全土で話題となりました。この番組は湖南衛星テレビが製作したもので、人気のニュース番組よりも視聴率を上回るほどでした。
李宇春、周筆暢などの上位入賞者たちは、このオーディションをきっかけに次々と芸能界入りしています。大手レコード会社と契約している子もいますし、大物歌手のコンサートにゲスト出演したり、CMに出演したりと、それぞれが活躍しています。

今年も、「2006超級女声」がいよいよ始動しました。 4月22日午後12時30分より、長沙地区の予選のもようが全国放送されました。長沙地区予選の応募人数は、昨年の8111人を上回り、8200人以上となりました。参加者の中には、アメリカ人留学生の姿も見られました。この留学生は、「歌うのが好きで、この番組も大好きだから」と参加の理由について語りました。また、今回の参加者の中で71歳という高齢で参加した牟さんという女性は、「昨年の番組を見て、自分も出たくなって、ずっとこの日を待っていた」と話しています。ちなみに、牟さんは賛美歌を歌い一次審査をパスして、二次審査に進んだということです。
長沙地区を皮切りに、29日には杭州での地区予選が行われます。杭州や、つづいて予選が行われる上海などでは、応募人数が長沙を遥かに超えると見られています。
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