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復旦大学と上海交通大学の面接試験、終了
   2006-05-17 10:18:26    cri

 こちらは中国国際放送局です。今晩は、続いて、科学教育衛生事情の話題をお伝えします。先週は復旦大学が面接試験を通じて、一部の新入生を募集したことについてお話をしましたが、今日はこの面接試験について話を続けたいと思います。

 楊婷婷さんは、今回の面接試験に合格し、復旦大学に入学しました。上海では、楊さんと同時に面接試験で、約600人の高校生が、復旦大学と上海交通大学に入学しました。この二つの大学はこのほど、2006年全国統一試験をせずに学校の自主的な面接試験で選抜された入学者の名簿を発表しました。これは今年、この二つ大学の自主的な学生募集が順調に終了したことを物語っています。

 復旦大学と上海交通大学は、大学入学試験改革の先行者として、数ヶ月の慎重な準備を通して、それぞれ291人の学生を募集しました。これらの学生は6月に正式に入学手続きを行うことになります。

 面接試験の成績で学生を決めるには、試験問題が最も重要です。また、今回の面接試験は、学校の自主的学生募集の改革にも関わっています。

 大学は独自に試験問題をだし、学生を募集することは、学生募集の主導権が完全に大学側に渡ったことを意味します。これについて、復旦大学高等教育研究所の熊祝年副所長は「過去、復旦大学は、学生の募集で一定の主導権がありましたが、単独に面接試験を通じて入学を決めるのは初めてです。これは学校に対する試練と言えます」と話ました。

 試験でどういう問題を出すのか、どのような学生を選ぶのか、これは難しい問題です。これについて、上海交通大学の印傑副学長は「これらの問題は具体的な知識を持たず、基準もないので、その答えは、学生が物事に対する理解力や論理性、表現能力、革新能力などを示すことが出来ます。答えは正確か、どうかは別として、その総合的能力を試すのです。これは総合能力と試験に対応する能力である教育の区別です」と語りました。

 面接試験の問題を慎重に準備したものの、試験で予想できなかった状況が現れました。例えば、口達者な人がいれば、無口な人もいるため、試験官は鋭い目を持ち、また、受験生が自ら出したデーターから彼らの能力を発見する必要がありました。多くの優秀な学生を前にいかに選ぶかはまったく、苦しい過程と言えます。

 面接試験では、責任感と進取の精神が重視されていました。例えば、その問題には、小さい時から挫折したことがあっても、それをいかにして克服したのか。もし、貴方たち4人は森林の中を歩いて、日が暮れて、道に迷った場合どうするかと言う問題でした。面接試験に参加した銭静麗さんは、試験を振り返って、「グループ討議で、粗悪品についての見方を語ったあとに、それについて、それぞれ3つの対策方法をしましたが、私は自分の組織能力を示すため、討議の主催者に自薦しました。このせいでしょうか、試験に合格し、上海交通大学人文管理学科に入学できました」と話しました。

科教と衛生
v 「中国第一印象」行動 2006-04-19 16:40:12
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