紫外線による影響(2) しわ
しわの原因もいくつかありますが、もちろん紫外線も原因の一つです。
年齢とともに老化するのは当たり前ですが、 急激な日焼けも、肌の老化を進めます。
肌の弾力にはコラーゲン繊維やエラスチンという弾力繊維が関係しています。これらの繊維は肌の奥の真皮にありますが、紫外線があたることによりコラーゲン繊維は切られ、エラスチンも変質し萎縮します。歳をとるとこれらの繊維の修復が追いつかなくなり、繊維が切れたまま取り残されてシワになるといわれています。
しかし、急激な日焼けだけでなく、普段私たちは気づかないうちにも日焼けをしているのです。窓越しの日差しなどでも、真皮まで到達してコラーゲンなどの線維を破壊します。そしてしわになるのです。肌のケアをしっかりせず、何も知らずに毎日を過ごしていると、いつのまにかしわがいっぱいということもありえます。
日焼けを防いだり、紫外線によって荒れた肌を回復させるには、以下のようなことを心がけましょう
紫外線の強い午前10時から午後2時はできるだけ外出をひかえる。
紫外線は窓ガラスを通過するので室内でも注意する。
肌はしっかりと保湿して、ファンデーションで保護する。
自分に合った日焼け止めを塗る。
衣類はなるべく露出部分の少ない、厚手の黒いものを。外出するときは帽子をかぶる。
UVカット処理が施された、フレームの大きいサングラスをかける。
そして何より、栄養をたっぷりとって紫外線のダメージを受けない体づくりを考えることが大切です。
紫外線対策に有効な栄養素をしっかり把握しておきましょう。
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