ローマを訪問中のイラク暫定政府のヤワル大統領は10日イタリアのベルルスコーニ首相と会談した際、「イラク暫定政府は全力を上げて、拉致された2人のイタリア人女性の釈放を確保する」と約束しました。
当日夜、イタリア全土各地で数万人がローソクをともしてデモを行い、テロリストが人質を拉致したことを強く非難し、人質の釈放を求めました。
これと同時に、フランスもイラクで拉致された二人のフランス人記者救出に全力をあげています。フランスのバルニエ外相は10日、「フランスの人質を救出する努力はヨルダンとその他の関係国の協力を得た」と述べました。
しかし、これらの拉致事件がまだ解決されていないうちに、イラクで再び暴力拉致事件が発生しました。
マケドニア外務省が10日、あるアメリカの建築会社で働いているマケドニア人3人がイラクで何者が分からない武装部ループに襲撃され行方不明になったと発表しました。マケドニア内務省が発表したところによりますと、この3人はすでに事実上拉致されたとのことです。(09/11)
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