二日間にわたる朝鮮半島核問題を巡る五ヶ国非公式会合が10日、ニューヨークで行われ、この会合に出席した中国外務省朝鮮半島事務室の楊希雨主任が、「今回の非公式会合は朝鮮半島の核問題解決にプラスとなる」と強調しました。
楊希雨主任は、「朝鮮半島の核問題をめぐる六ヶ国協議に出席したロシア以外の他の五ヶ国は合わせて20人あまりの代表を派遣し、これら代表は全て個人として今回の非公式会合に出席したことから、その発言は各自政府の立場を完全には代表していない。こうした多くのルート、多くの形式の交流は、朝鮮半島の核問題のような世界各国の注目を集めている敏感な問題の解決に非常にプラスとなる」と述べました。
伝えられるところによりますと、今回会合参加者は会議の初日、主に朝鮮半島の核問題を巡る六ヶ国協議、朝鮮の核問題の当面の情勢について意見交換を行いましたが、六ヶ国協議の次期協議については触れていないとのことです。
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