イランのハラジ外相は14日、「アメリカはすでにイラク国内の武力紛争の調停に対するイランの援助を正式に要請し、イランはいま、その調停に尽力している」と発表しました。
ハラジ外相は、その際、「アメリカとイランの関係者は、イラク情勢について多くの意見交換を行い、アメリカは、いまの危機解決のため、すでにイラク国内の武力紛争の調停に対するイランの援助を正式に要請した。すでに外交関係のないイランとアメリカ両国は、スイス駐在イラン大使を通じて疎通と交流を行っているが、双方は直接の連係を持っていない」と述べました。
また別の報道によりますと、イラン外務省のペルシャ湾実務担当のフセイン・サディジ氏は14日イラクに向かったということで、その目的は、イラク国内の武力紛争の緩和における可能な手段を見出すことにあるということです。
尚、フセイン・サディジ氏はイラクで宗教的指導者、統治評議会のメンバー及び政治各派の指導者と幅広く接触することになっています。
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