イラクでは、外国人を人質にする事件が増えつづけています。
報道によりますと、13日にはイラクの武装グループがイタリア人4人を拘束し、イラクからの軍撤退をイタリア政府に要求しました。これに対し、イタリア政府は「人質の解放に尽力し、犯行グループとの如何なる交渉をも拒否する」との立場を表明しました。
一方、12日拉致されたロシア人とウクライナ人8人は全員解放されましたが、8日拉致された日本人の人質3人が尚も解放されていません。
AFP通信によりますと、フランス人記者1人が11日拘束されたことをうけて、フランス政府は、記者の無条件解放を武装勢力に要求すると共に、当面のイラク情勢に憂慮を示し、イラク在留のフランス人に国外退去を勧告しました。
イラクを占領統治する連合国暫定当局の発表によりますと、これまでに12ヶ国の約40人が人質として拘束さたとのことです。(04/14)
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