イラク駐留アメリカ軍のスポークスマンは、13日、バグダッドで開かれた記者会見で、「アメリカ軍ヘリコプター一機が、バグダッド西のファルージャ付近で襲撃を受けた後緊急着陸し、乗員3人が負傷した」と語りました。
このスポークスマンは、「襲撃を受けたのは、定員55人のMHー53型の軍用ヘリコプターで、アメリカ軍部隊は、イラク抵抗組織の手に入らないために、着陸した機体を破壊した」と述べました。このほか、アメリカ軍によりますと、アメリカ軍の支援部隊が、救急活動中に、待ち伏せ攻撃を受けて、数人が負傷した、ということです。
アメリカのブッシュ大統領が去年5月1日に「イラクでの主な戦争が終了した」と発表して以来、アメリカ軍が実証できたところによりますと、すでに9機のヘリコプターがイラク領内からの攻撃で墜落したほか、多くの飛行機の緊急着陸で死傷者が出たとのことです。(04/14)
|