日本の市民団体のメンバー数百人は13日夜、国会近くで集会を開き、イラクで拘束された3人の日本人人質の救出に尽力し、また、イラクから自衛隊を撤退させるよう政府に要求しました。
この集会の組織者は「我々は人質が無事でいち早く帰国出来ることを望んでおり、また、政府は同時にイラクから自衛隊を撤退させるべきだ。自衛隊のイラク派遣は今回の拉致事件をもたらした根本的な原因だ」と述べました。また、3人の人質の家族は、日本の各政党に文書を送り、政府が人質救出に最大の努力を払うことを促すよう各政党に期待しました。
同じくこの日、小泉純一郎首相と公明党の神崎武法党首は首相官邸で会談し、人質救出に全力を払うものの、自衛隊はイラクから撤回しないという方針を改めて確認し合いました。(04/14)
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