一週間続いてきたイラク駐留米英軍とイラク国内の各抵抗武装勢力との衝突は11日緩和されましたが、その対峙はまだ続いています。
イラク駐留アメリカ軍と反米武装勢力の調停役を努めるある人物は11日、「調停者がファルージャに戻る時間を確保し、衝突を最終的に終える方法を探るため、駐留米英軍と反米武装勢力は、当日夜に終わる予定だった12時間の停戦期間をさらに12時間を延長することで合意に達した」と発表しました。
伝えられるところによりますと、六日間続いていた流血衝突で、すでにイラク人518人が死亡し、1200人あまりが負傷したとのことです。
イラク再建を担当しているアメリカのブレマー最高文民行政長官は、当日、シーア派指導者であるサドル師に書簡を送り、その民兵組織「マハディ軍」を解散するよう呼びかけましたが、断られたということです。(04/12)
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