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(GMT+08:00) 2004-04-12 21:35:24    
9人の外国人人質がイラクで釈放され、日本は引き続き人質問題をめぐって交渉

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 イラクで人質になった9人の外国人は11日ぞれぞれ釈放されましたが、当日釈放される予定の3人の日本人人質は釈放されていません。日本政府は3人の安全を確保するため、引き続き各方面と交渉しています。

 イラクの武装勢力はカタールの衛星テレビ、アルジャジーラを通じて声明を発表し、これらの人質の釈放はイラクの宗教人士の呼びかけに答えたもので、そのうちの8人の非西側諸国の人質はそれぞれパキスタン、トルコ、インド、ネパール、フィリピンなどの国からの人々であり、もう一人はイギリス人だとしています。

 3人の日本人人質を取り押さえたイラクの武装勢力は同日、まだ3人を釈放していません。彼らはまた、「日本が自衛隊を撤退しなければ、今後の24時間以内に人質のうちの1人を殺す」と威嚇しました。日本の小泉首相は人質の安全を確保するため、万全の政策をとるよう外務省に要求し、川口外相はイランのハラチ外相に電話を掛け、人質を救い出すため、関連情報を提供するよう求めました。

 ドイツ外務省は同じくこの日、7日イラクで襲撃に遭い、行方不明になった2人のドイツ人はすでに殺害された可能性があると表明しました。

 この一週間以来、イラクの過激派勢力はイラク国内にいる外国の平民を頻繁に襲撃すると同時に、外国人人質の大規模な拉致を始めました。報道によりますと、すでに数十人の外国人が取り押さえられ、その中には、7人の中国人が含まれているとのことです。