イラク統治評議会は10日、声明を発表し、イラク駐留アメリカ軍とシーア派イスラム反米武装勢力に「直ちに停戦して、政治的手段で紛争を解決するよう」呼びかけました。
この声明では「アメリカ軍の行動は不法で受け入れられないもので、罪のない平民に対する集団処罰だ」とし、イラク駐留アメリカ軍当局にイラク主権の引渡しプロセスを加速し、イラクでの武力行動を停止するよう呼びかけました。
同日、イラクのシーア派イスラム組織の指導者、サドル氏の民兵武装組織は10日から11日まで、シーア派イスラム教の聖なる都市カルバラに駐屯する連合軍への攻撃を暫く停止すると発表しました。
また、別の報道によりますと、イラク駐留アメリカ軍がイラクのその他の地区で起している反米武装勢力との衝突は依然として続き、平民の死傷者も引き続き増えています。
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