イラク駐留アメリカ軍は、イラク各地でイラクの抵抗勢力との軍事衝突を9日もなお引き続き起こして、多くの人が衝突で死亡しました。
9日夜、バグダッド西の地域で、アメリカ軍が現地の抵抗勢力と銃撃戦になり、アメリカ軍兵士2人とイラク人1人が死亡しました。
イスラム教シーア派の民兵武装勢力は、当日バグダッドのアブガリブで、アメリカ人2人とイタリア人4人を拘束しました。
アメリカ国防省の高官は「イラク駐留アメリカ軍の燃料輸送車の隊列が9日襲撃に遭い、アメリカ軍兵士1人と運転手1人が死亡した」と明らかにしました。
伝えられるところによりますと、5日からアメリカ軍がファルージャに軍事行動をかけて以来、460人の現地住民が死亡し、1000人余りが負傷しました。
また、別の報道によりますと、イラク統治評議会のメンバーであるアラウィ氏は9日、統治評議会を辞職することを発表しました。
アルウィ氏のある側近は「アメリカ軍占領当局とイラク統治評議会にイラクの安全問題で食い違いが存在していることから、アルウィ氏が統治評議会を辞職することを決めた」と述べました。アルウィ氏がこの決定を発表した際、その指導するイラク国民合意のメンバーも統治評議会のすべての部門を辞職すると明らかにしました。(04/10)
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