国連のエクハード・スポークスマンは18日、記者会見で、「国連のアナン事務総長は当日、イラク統治評議会と米英連合軍暫定占領当局からの書簡を受け取っており、書簡は国連がイラクに復帰し、イラクの政治過渡プロセスに参与するよう要請する」と表明しました。
エクハード・スポークスマンは「アナン事務総長は特別顧問と共に、この要請を検討し、19日に返事することを決めた」と述べました。
イギリスのストロー外相は当日、イギリスを訪問中のイタリアのフラティニ外相と会見し、イギリスとイタリアはさらにテロの取り締まりに力を入れ、イラクから軍隊を撤退しないことで合意すると共に、国連がイラクの復興で更に大きな役割を果たす必要があると表明しました。
本部がデュバイにあるアルアラビアテレビ局の要員は19日、「テレビ局の取材班は、バグダッドの中心部にあるホテルの付近で、アメリカ軍に襲撃され、一人のイラク人カメラマンが射殺され、もう一人のイラク人記者が負傷した」と表明しました。
AP通信の報道によりますと、この襲撃事件が発生する数時間前、3人のイラク人記者はイラク北部で襲撃されて、死亡したとのことです。(03/19)
|